シルクふぁみりぃ

シルクふぁみりぃ

ずっと身につけていたいもの。

最終更新日>2021/10/23
文責>鈴木誠史 写真>若菜紘之


シルクふぁみりぃは、シルク・コットン・ウールなどの天然繊維を用いた肌着や服を、主に奈良県の工場で製造し販売を行っています。わざわざではインナーアイテムを中心に取り扱いを続けていますが、それらは素材・編み方・デザインの3点から着心地にこだわって作られており、年間通して着用していたくなる心地よさを感じさせます。

シルクふぁみりぃ

当店の定番人気商品のひとつ、シルクとコットンの腹巻き。月300個以上売れることもありますが本当におすすめです。皆さん、不調を訴える前に腹巻きしてくださいね!

代表の桐生由美子さんは、自身の肌の弱さや、お子さんがアトピー体質であるといった経験から、一般の主婦目線から、天然繊維を用いたゆったりと着られる製品を求めていたといいます。住まいであった奈良県広陵町でシルクの5本指靴下を作る工場と知り合い、その製品の良さを広めたいとの思いから、シルクふぁみりぃとしての販売が始まりました。

現在も奈良県の工場とともに、「一般の主婦であったからこそ思いつくアイデア」「プロである工場だからこそ形にできる技術・気づける配慮」という両視点を大切にしたものづくりを続けています。

心地よさへのこだわり

シルクふぁみりぃ

1歳から愛用し始めたキッズキャミソール。5歳になっても着られるのはよく伸びる生地だからこそ。

どの製品においても、肌に触れる内側部分には必ず天然繊維が用いられています。天然繊維ならではの肌触りの良さを活かしながら、その内側の糸には中心に弾性糸(ポリウレタンなど)が1%入っていることで、全体的に伸びがよく、腹巻きやスパッツでも締め付けを感じにくい仕様としています。

「ゆったり、ふんわり、肌にも優しく着たい」を目指し、シルクふぁみりぃでは可能な限り、多くのユーザーにとって締め付けを感じさせないような、心身ともにリラックスできる衣料品づくりを心がけているといいます。

シルクふぁみりぃ

ウールスパッツ。ワンサイズですがよく伸びてフィットしてくれます。

シルクふぁみりぃ

こちらもウールのレッグウォーマー。上質なウールは耐久性に優れ、半年間使って洗濯しても毛玉が出来づらく、日常使いに適しています。

国産・簡易包装へのこだわり

シルクふぁみりぃ

ホールガーメント製法で縫い目のない腹巻きカバーショーツ。肌に触れる部分にシルクが用いられています。

“「日本の1/3以下の値段で作れるのに、なんで中国で作らへんの?」と何人ものひとに聞かれました。高級な素材の絹糸を使った製品は、やはり信頼がおける日本で作りたい。これからも、日本で作るこだわりを守っていきたいです。”(シルクふぁみりぃ 公式サイトより)

このように日本の工場で作り続けることや、簡易包装への考えを明らかにしていることも、私たちがシルクふぁみりぃを信頼する理由のひとつです。

「捨てるものにお金をかけるよりも、より良い糸で編み上げたい」との気持ちから、シルクふぁみりぃではかねてより簡易包装が採用されています。パッケージには、商品と小さな紙(商品情報が書かれています)が入っているのみ。お手元に届いたとき、包装のシンプルさに驚くお客様もいらっしゃるかもしれませんが、製品の着け心地の良さとともに、こうした同社のこだわりも感じていただけたなら幸いです。

インナーで体をあたたかく。

小物で体温キープ

温かい生活の心がけ方は「小物で体温キープ」の特集も参照してみてくださいね。

わざわざで長年扱っているシルクふぁみりぃの商品。当店スタッフでも愛用者が多く、特に腹巻きは「秋と春はショートを、冬はロングを2重にして、お尻辺りまですっぽり覆って腰回りを暖かくしている」と年間通して活躍する必需品となっています。

肌触りのよさ、生地のフィット感、洗濯しても形状がほとんど変わらない(あるスタッフは、3年目の腹巻を現役で使用中。)といった優れた点でも、お客様から好評を得ています。

シルクふぁみりぃ

程よいフィット感の5本指ソックス。丈夫で長持ちするので、なかなかリピート買いが期待できないお店泣かせの商品なのです。

5本指ソックスは、わざわざの冬の定番であるリブウールアランウール靴下と組み合わせて使うことでより快適に過ごせるでしょうし、スパッツを履けば、厳しい寒さの中でももんぺを履けるようになるなど、当店の人気商品とも親和性が高いです。

冬はもちろん、春と秋、そして冷房で体が冷えてしまいがちな夏も、腹巻きをはじめシルクふぁみりぃの商品をぜひお試しください。温かい生活を始める第一歩です!