
あひろ屋
すべてが手作業。日本の伝統技術。
最終更新日>2021/03/06
文責>ムラヤマ 写真>平田はる香
日本の伝統的生活用品、あひろ屋の手ぬぐい。
日本の伝統的生活用品である手ぬぐいの他、 風呂敷や和小物を販売しているあひろ屋。 あひろ屋で取り扱う商品のデザインは、伝統柄に学んだものや、そのときどきで心動かされたモチーフを 表現したオリジナル。 主張しすぎない、生活に馴染むデザインが特徴です。 野口由(ノグチ ユキ)さんという女性が、図柄をすべて手描きで描き、デザイン、販売をされています。 製作は職人さんに依頼し、注染にこだわった手ぬぐいが作られています。
注染について
主に手拭の染色に使われる伝統的な技法。 型紙を載せた綿布の上から防染糊を置き、布を折りたたむ。 染めたい部分のまわりに糊で土手を作ってから、その土手の内側に染料を注いで布を染める技法。 染料は布の下側に抜けるため、布の芯まで染まり、裏表なく染まるのが特徴。
手ぬぐいってどんな風に使うの?
手ぬぐいは、拭く、被る、巻く、包む、覆う、飾る、贈る。暮らしや仕事、様々な場面で使われてきました。 わざわざの手ぬぐいの使い方、どうぞ参考にして下さいませ。
1.布巾として使う。

器を拭くのにも、最適です。台所に干しておくだけですぐ乾くのでとても便利です。鉄瓶柄使用。
2.お弁当包みとして使う。

手ぬぐいの中央にお弁当箱を置きます。

三つ折りにして。

コマ結び。

完成。曲げわっぱや一人分のお弁当箱でしたら綺麗に包むことができます。 花鳥柄使用。
3.ハンカチとして、とても優秀。

バックの中でコンパクトに収まり、そして吸水力、速乾性が抜群。温泉に持って行くのもいいですね。汗、手ふきに最適です。 シャボン玉柄使用。
4.そして何といっても経年変化が素晴らしい。

左:使用5年経過、右:一度洗濯したもの。素晴らしい柔らかさでガーゼのような肌触りです。