
のらくら農場
作物に寄り添う仕事。
最終更新日>2021/11/02
文責>ムラヤマ 写真>若菜紘之
長野県佐久穂町のらくら農場の野菜作り

のらくら農場の萩原さん。
のらくら農場は身体に優しい野菜作りを目指し、畑のミネラルのバランスを考え、標高1000mの湧き水が豊富な場所で、有機野菜を栽培しています。

野菜の甘みが胃袋に染みる有機野菜と玄米のスープ
のらくら農場では農薬・化学肥料・除草剤は一切使っておりません。メインとなる堆肥のほかに牡蠣殻、海草、鉱物由来の各種ミネラル資材など20種類を超える肥料を使用しています。鶏糞は抗生物質を使用しないで育った鶏の発酵鶏糞を使うなど、出来る限り安全性の高いものを使っています。
有機肥料といえども、質と量を間違えると安全といえなくなる場合があり、お医者さんが患者さんを診るように、作物を丁寧に観察し、今ある状態を見極め、状況にあわせてきちんと作物に寄り添うように仕事をしています。
のらくら農場の経営が一冊になりました。

萩原さんご夫妻が「のらりくらり、野良で暮らそう」と始めたのらくら農場。
のらくら農場で、作りたいものを作っていたらスタッフと取引先が増え、就農20年で20倍にまで成長しました。そんなのらくら農場の経営のことから、普段の様子や働きかたまでが書かれた「野菜も人も畑で育つ 信州北八ヶ岳・のらくら農場の「共創する」チーム経営」が一冊の本となりました。