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津乃吉

素材を知り、素材を活かし、体を思う食品を。

最終更新日>2021/05/15
文責>ムラヤマ 写真>若菜紘之


津乃吉は「だし」から始まる。

ふりかけ 津乃吉

創業以来変わらない製法の津乃吉の看板商品、「ちりめん山椒」。この製造過程で津乃吉のとっておきの「じゃこだし」が生まれる。

京都は清水五条にお店を構える津乃吉。手で見る、手で聞く、手で嗅ぐ。昔から変わらない作りかたで、時間をかけ、素材を生かした製品を、すべて手で作り続けています。

津乃吉の一日は丁寧に「だし」をひくところから始まり、その「だし」が様々な製品の原点にあります。京だし佃煮では、創業以来かたくなに製法を守り続けている「ちりめん山椒」をつくる際にできる、じゃこがたっぷりしみ出た「じゃこだし」を使用。素材本来のおいしさが引き出された津乃吉らしい味わいが生まれます。出し殻も、他製品に使用したり、養鶏場の餌になるなど、ほぼすべて生かし切ります。

ふりかけ 津乃吉

写真左:山椒昆布(わざわざ実店舗限定販売) 上:ちりめん山椒 右:実山椒佃煮 下:黒豆煮

昔から親しまれている調味料、そして素材本来のおいしさを引き出すだしをつかう。津乃吉らしいおいしいものを作るのに添加物は必要ありません。自分自身が分からない素材は使用せず、食べる人の体を考える、作り手の思いが表れた食品が並んでいます。

ふりかけ 津乃吉

ごはん:おじゃことお豆さんの炊き込みご飯

津乃吉の食品を口に運ぶと、一口目にインパクトを感じるような味わいではありません。だしを感じるやさしくて上品な味わい。素材の味を感じ、一口また一口と食べたくなる、旨みがじわじわとやってくる、飽きることのない味わいです。京都から、日本全国のおいしい素材、毎日食べたくなる味を、今日も食卓へ届けています。