じゃがいものガレット

じゃがいものガレット

鉄フライパンで最高の焼き目!

最終更新日>2022/1/20

レシピ>平田はる香
文責>鈴木誠史 写真>若菜紘之


鉄フライパンで焼いてみよう

鉄のフライパンを火にかけて、煙が出るまでしっかり熱して準備完了。油を引いていつも通りお料理します。カンカンに熱したフライパンでガレットを焼けば、ジュッという音でおいしさが増すことでしょう。鉄の優れた熱伝導で、調理時間も短く済みます。そして何よりカリッと焼けた良い色が食欲をそそります。

わざわざでは鉄のフライパンを3種類販売しています。持ち手の形や接続部分、サイズや重さにそれぞれ違いがあり、IH対応のものも登場しました。3種の違いは、記事後半でご紹介しています。

じゃがいものガレット

ご家庭で活躍してくれそうなフライパンが見つかったら、ぜひチャレンジしてほしいのがじゃがいものガレットです。まずは材料から。


じゃがいものガレット

煙が出るまで熱したフライパンに、なたね油をひく。

じゃがいものガレット

千切りにしたじゃがいもを平らにのせる。

じゃがいものガレット

塩こしょうをして弱火でじっくり焼く。使っているのはプジョーのペッパーミル

  じゃがいものガレット

4.ターナーを底に差し込んで

じゃがいものガレット

くるっとひっくり返す。

じゃがいものガレット

もう一度塩こしょうをして、弱火でじっくり焼いたら…

じゃがいものガレット

5.火を止めて、出来上がり!

じゃがいものガレット

6.お気に入りの器へするっとダイブ。焦げ付かないフライパン、ストレスフリーです。

鉄フライパン、それぞれの特徴

わざわざでは現在3種類の鉄のフライパンを取り扱っています。形状や重さ、価格なども異なります。

木屋「打出し フライパン」。左から20cm、24cm、26cm。
11,000円〜(税込)

今回使用したのは、木屋の「打出し フライパン」。ひとつの鉄を職人が数千回叩いて打ち出したもので、変形しにくく頑丈なのが何よりも魅力です。見た目も中身もフライパンと中華鍋の良いところを掛け合わせたかのよう。焼くのはもちろん、炒めたり揚げ焼きもできる使い勝手の良さがあります。

また持ち手と本体が一体構造となっており、壊れにくく汚れも溜まりづらいのが特徴です。

中尾アルミ「キングパン」。18/20/22/24/26/28cmの6サイズ
2,420円〜(税込)

中尾アルミの「キングパン」は、当店で最も長く取り扱い続けているフライパンです。スペインで食べたあのオムレツを家で作りたい。そうして合羽橋で買い求めたのがこちらでした。

18cmから28cmまで全6サイズから用途に合った大きさを選べること、そしてリーズナブルな価格が鉄フライパンを始めるのにうってつけです。目玉焼き3個分ほどの20cmのものは重さ550gと、3商品のうち最も軽量でした。いわゆる“工業製品”らしく、持ち手部分などに小さな傷が見られる場合がありますが、それも味のひとつと捉えていただけたら幸いです。

FD STYLEの鉄フライパン。左から20cm、24cm浅型、24cm深型、26cm 7,150円〜(税込)

FD STYLEの鉄フライパンは、わざわざ取り扱いフライパンのうち唯一のIH対応。鉄の欠点である錆びやすさを解決する加工が施されており、お手入れなどに抵抗感を感じていた方にとって選びやすい選択肢となっています。このほか、熱くならない天然竹の持ち手。揚げ物もしやすい深型があるのも特徴です。

また、最も大きい26cmでも1kgを切る重さ。持ち手も四角くして持ち上げた際の安定性を上げるなど、使い手のニーズにとことん寄り添った製品です。


それぞれの重さは

木屋「打出し フライパン」
サイズ:20cm(底14.0cm) 重さ:約600g
    24cm(底18.0cm) 重さ:約900g
    26cm(底20.0cm) 重さ:約1040g
中尾アルミ「キングパン」
サイズ:18cm(底13.5cm) 重さ:約450g
    20cm(底14.0cm) 重さ:約550g
    22cm(底15.5cm) 重さ:約650g
    24cm(底17.0cm) 重さ:約1100g
    26cm(底19.0cm) 重さ:約1250g
    28cm(底20.5cm) 重さ:約1350g
FD STYLE 鉄フライパン
サイズ:20cm(底14.0cm) 重さ:約620g
    24cm浅型(底17.5cm) 重さ:約820g 
    24cm深型(底16.5cm) 重さ:約870g 
    26cm(底19.4cm)  重さ:約975g 

サイズにより差はありますが、20cmであればキングパン、26cmであればFD STYLEが最も軽い仕様となっています。数値上はこの通りですが、持ち手部分の長さや握りやすさなどでもフライパンを振るときの重さの感覚は違ってきます。参考までにご覧ください。

お手入れもシンプル

鉄フライパンは熱いうちにお手入れすれば、シンプルな手順で美しく保てます。(汚れが付いたまま放置すると、サビや穴開きの原因となりますのでご注意を)。

調理に使い終わったらペーパータオルなどで拭き取り、洗剤を使わずにお湯とたわしで洗い流します。綺麗になったら火にかけるなどして水気を飛ばし、よく乾かして保管します。ひどい汚れには金属タワシなどを使って落とし、薄く油を塗って保管します。

じゃがいものガレット

使い終わったら、そのまま水に取ります。水道水をかけながら、タワシでゴシゴシ洗います。

じゃがいものガレット

裏も同じくたわしでゴシゴシ洗って大丈夫。

じゃがいものガレット

布巾でフライパンの裏面だけ拭いて、火にかけます。水を飛ばしてお手入れ完了。洗剤を使う必要はありません。洗剤を使うと油が取れてしまい、いつまでも焦げ付くフライパンになってしまいますのでご注意を。


わざわざのレシピ、いろいろ。

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