堀内果実園

堀内果実園

奈良県吉野の山々の中で

最終更新日>2022/05/14
文責>鈴木誠史 写真>若菜紘之


堀内果実園

セミドライフルーツ

飛鳥時代から続く古の町、奈良県五條市西吉野町。吉野の広大な山々に囲まれた土地で、果樹を専門に栽培に取り組む農家『堀内果実園』。明治36年創業、現在6代目となる長い歴史のある果樹園です。

「多くの人にフルーツのおいしさを知って、楽しんでほしい」。そう語る代表の堀内俊孝さん。季節を通して、愛情込めて果実と向き合い、最高に美味しい果物を作りつつ、奈良県五條市の魅力を日本国内にとどまらず海外へも発信し続けています。

果物はふかふかな土作りから

堀内果実園のこだわりは、剪定から収穫まで、季節を通して丁寧に果物と向き合うこと。12月〜3月末に行われる剪定作業では葉っぱが茂った木をイメージし、日当たりや風通し良く木々が伸びるように剪定。害虫の発生をふせぎ、農薬回数を減らした栽培を心掛けています。

また春先には、吉野ならではの杉やヒノキなどを粉砕したチップと無化学肥料を混ぜ込んで土作りを行います。そうして作られた土はふかふかで健康的になり、モグラやミミズなどの微生物も生息できる活性された土壌で果物を栽培しています。

シンプルな加⼯品だからこそ
一番いい原料を使う

堀内果実園

ていねいに手作業で作り上げる堀内果実園の加工品。加工段階で雑に扱えば、完熟だからこそ出せる果物の鮮やかさも失われてしまうといいます。

わざわざでは堀内果実園の加工品(ドライフルーツやコンフィチュール、シロップなど)を中心に取り扱っています。

これらの加工品の原材料となる果物は、「今が食べ頃」という美味しいタイミングで収穫した果物であることを基本に加工選別が行われています。そうすることで、果物1つ1つの凝縮された旨味が十分にいきた商品となります。

堀内果実園

堀内果実園のドライフルーツは、中まで乾燥させず口当たりソフトな「セミドライフルーツ」と、

堀内果実園

サクッと食感の「フリーズドライ」があります。どちらも栄養価は損なわず、美味しさはそのまま。完熟を見極めているからこそ旨味がギューッとつまっています。

堀内果実園

果物がふんだんに入ったコンフィチュール。つぶつぶ感、ゴロっとした果実感が特徴です。

堀内果実園

手摘みした完熟の果実でつくる無添加シロップ。材料はシンプルに果物とビート糖だけ。