広告 Vol.416 虚実 博報堂
¥1,600円
最終更新日>2021/03/12 文責>ムラヤマ 写真>博報堂
いいものをつくるとは、何か?を思索する「広告」
博報堂が発刊している雑誌「広告」は、1948年に広告文化の創造と発展を目的に創刊されました。博報堂の社員が中心となって編集制作を行い、数年に一度、編集長の交代とともに全体テーマや装丁、編集体制の一新を図っています。2019年よりプロダクト開発に特化した博報堂のクリエイティブチーム「monom(モノム)」を率いるクリエイティブディレクター・プロダクトデザイナーの小野直紀さんが就任。全体テーマを「いいものをつくるとは、何か?」に据え、この問いを思索する「視点のカタログ」としてリニューアル創刊しました。
今回の特集は虚実。
「いいものをつくるとは、何か?」を思索することが全体テーマである「広告」。第4弾の今回の特集は虚実。嘘と本当、フィクションとリアリティ、イメージと実体、バーチャルとフィジカル、心と体、形而上と形而下。
虚と実を二項対立ではなく、混ざり合い作用し合う“化合物”と捉え、不確かで多様な現実やもののあり方について様々な視点を投げかけます。
広告 416号「虚実」目次 虚実と世界 哲学者 清水高志 × 『広告』編集長 小野直紀 文:斎藤 哲也 人はもの自体を認知することはできない 認知科学研究者 渡邊克巳 インタビュー 聞き手・構成:金 じょんひょん/文:かのう よしこ 認知拡張が拓く人間や世界のあり方 VR研究者 鳴海拓志 インタビュー 聞き手・構成:金 じょんひょん/文:かのう よしこ セカンドライフ社会学 社会学者 池上英子 インタビュー 聞き手・文:岡田 弘太郎 プレ・メタバースと消費 無限の世界で金と時間はどこへ行く? 構成:岡田 弘太郎/文:川鍋 明日香 「虚」の「構築」について まんが原作者 大塚英志 インタビュー 聞き手・文:小笠原 健 なぜ人はSFに魅了されるのか 文:山本 友理 物語と社会批評 社会哲学者 稲葉振一郎 インタビュー 聞き手・文:鈴木 絵美里 ビデオゲームの虚構と現実 美学者 松永伸司 インタビュー 聞き手・文:高橋 ミレイ 映画におけるフィクションとリアリティ 映画監督 西川美和 インタビュー 聞き手・構成:黒柳 勝喜/文:小松 香里 ディズニーランドの虚構と現実 文:立花 陽菜 プロレスとは何だろうか? 文:常見 陽平/編集協力:三富 兜翔 衣服と人間の関係史 つくること、買うこと、借りること 文:小形 道正 建築における「ただならなさ」 文:大野 友資 アンリアルな風景 CG作品『Waiting for』から考える 文:原田 裕規 写真と現実の不一致 ぼんやりとした虚実・信じることの怠惰 構成:酒井 瑛作/文:村上 由鶴 ポップ・ミュージックの虚実 歴代のポップ・アイコンはどのようにつくられたか 文:照沼 健太 芸名の歴史とその特質 文:村山 佳奈女 空想する力と創造する力 発達心理学と脳科学から考える 文:笹川 ねこ 『消費社会の神話と構造』と現代の消費 記号学者 石田英敬 インタビュー 聞き手・構成:猪谷 誠一/文:猪谷 千香 消費のためのデザイン 文:佐藤 由香/協力:矢島 進二 広告に見る虚実 “MAD MEN”と“GOOD PERSONS”のあいだ 文:河尻 亨一 聖なるものづくり、聖なるブランディング 構成:福井 良應/文:杉本 恭子 なぜ人はものをつくるのか 認知考古学から見る古代の「もの」と「ものづくり」 文:西山 薫/協力:北川 一成 全24記事を掲載。
広告 Vol.416 「虚実」|博報堂 発売日:2022年3月1日 出版社:株式会社博報堂 ページ数:320ページ わざわざ取り扱い開始年:2022年
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