【乙なもの】 麻布十四番 キッチンタオル 東屋

¥2,310円 〜

¥1,584円 〜

最終更新日>2022/07/27 文責>鈴木誠史 写真>若菜紘之

みんなちがってみんないい
個性が詰まった「乙なもの」

乙なもの

わざわざでは全国各地の工場を訪問する中で、多くの工場に行き場のない在庫があるという事実を目にしてきました。厳しい検品基準を満たせずに正規品から除外された商品が数多く残っていて、工場の方々の悩みの種になっているのです。

しかしそうした商品の中には、「不良品」とするにはあまりに惜しいような、使用する上で全く問題のないものが数多くあります。たしかにちょっと訳ありだけれど、それも見方を変えれば、他と違った個性のうち。

そう思える商品を「乙なもの」として、わざわざが工場から買い取り、きちんとご説明した上で販売するという取り組みを2019年から続けています。

乙なもの

乙な理由はそれぞれですが、どれも使用に問題がないもの。メーカーの検品の丁寧さ、妥協のないものづくりを改めて感じます。

乙なものを購入すること。それは、行き場を失ってしまった商品を受け入れること。そして、工場・製造元、ひいては産地・地域を支えることに繋がります。この取り組みが1人でも多くに広まり、購入してくださるお客様が増えることで、工場の方々が抱える悩みの種はひとつずつ解消されていくはずだと考えています。

そしてお客様は「乙」である分、少しお得に製品を生活に取り入れることができます。渡ったお金が、お客様も含め、関わった人たちが暮らす社会に還元されていく。乙なもの箱の購買を通じて、そんな循環を感じていただけたなら嬉しいです。

国内の手工業者と日用品を制作している東屋(あづまや)

麻布十四番 東屋

乙なものを詰め込んだ「乙なもの箱」の販売においても、東屋にご協力をいただいています。

日本の素材と技術を活かし、細部にまでこだわったクオリティの高い商品を生み出している東屋(あづまや)。東屋の商品は改めて日本の技術の素晴らしさを伝えてくれると共に、現代の生活に 違和感なくとけ込み、時が経つにつれ味わい深くなる商品ばかりです。デザイナーの猿山修さんとコラボレーションした作品群も魅力的で、デザインと様式美が溶け込んだ、どれも愛着を持って末永く使えるような、商品を作っています。

“乙なもの”の麻布十四番
どんなもの?

【乙なもの】麻布十四番 キッチンタオルには、例えばこのように部分的に糸撚りがあったり、毛羽立った箇所や、繊維の目が粗い箇所がみられます。

麻布十四番 東屋

縫製不良による糸がほつれてしまったもの

麻布十四番 東屋

製造上で布のヨレが見受けられたり

麻布十四番 東屋

表面に太い線状のフシができてしまったものや

麻布十四番 東屋

ちょっとした汚れが付いてしまったものも

麻布十四番 東屋

どれも個性のひとつ。

例に挙げた以外にも様々な乙な理由がありますが、使用上は問題ございません。「乙」である分、少しお得に製品を生活に取り入れながら、それぞれが有する個性のひとつとして愛でていただければ嬉しいばかりです。

たっぷり水を吸収する
亜麻のキッチンタオル

麻布十四番 東屋

東屋の麻布十四番 キッチンタオルは、亜麻の単糸の14番手の糸を、シャトル織機で1時間に1メートル〜2メートルの速さでじっくりと織られています。

綿のタオルとは違った麻ならではのシャリッとした肌触りと、使うほどに柔らかくなっていく経年変化が特徴です。単糸は双糸に比べて毛羽立ちが起きやすく、耐久性が劣りますが、繊維本来の柔らかな手触りが残り、吸水性にも優れているのです。

[単糸]:繊維から紡いだ糸を、他の糸とは撚り合わせずに一本のまま使用したもの。
[双糸]:2本撚り合わせた糸。撚り合わせたことで太さが倍くらいになる。また単糸にくらべて太さが均等になりやすいため、強度も上がる。
[十四番手]:糸の太さを表す「番手」は数字が小さいほど太く、大きいほど細くなる。現行のリネン織物では150番手が最も細い。
麻布十四番 東屋

亜麻の繊維は、通気性と吸湿性に優れています。

使い始めは硬さを感じると思います。ノリが落ちた後は少しずつ柔らかな肌触りになっていきますが、それでも綿のタオルに馴染みがある方だと硬く感じる方も多いと思います。

すぐに柔らかな感触にはなりませんが、日々長く使っていく中で、麻ならではの感触は残しつつ生地が馴染むように柔らかな肌触りに変化していく様を味わってほしい商品です。

麻布十四番 東屋

左:使用前 右:使用後

麻布十四番 東屋

日々長く使っていく中で、柔らかな肌触りへと変化していきます。

亜麻は吸水性に優れた天然繊維。しっかりと水を吸い取ってくれる特性を持っています。爽やかな肌触りでしっかりと水気を吸い取ってくれます。

また、速乾性に優れているので、使用後や洗濯後の乾きが早いのも嬉しいポイント。麻は洗っても丈夫な素材ですので、洗いの多いタオルに向いた素材と言えます。

お手持ちのタオルとは少し違った感覚で使えるキッチンタオルです。乾きの早い特性を生かして、出張や旅先に持っていく一枚としてもおすすめです。

麻布十四番 東屋

フックなどに掛けられる仕様になっています。

シャトル織機から生まれる
"高密度"のタオル

麻布十四番 東屋

製造元の林与は、創業明治30年のリネン生地と麻の老舗。超太番手から超細番手まで、定番素材から世界最高峰クラスまで織りこなし、何百色もの色柄を生み出すことができる、世界的にも珍しいテキスタイルメーカーです。

麻布十四番 東屋

使用するシャトル織機は50年以上の古さ。職人の手作業を必要とすることも多く、麻布十四番のキッチンタオルは1時間に1~2メートルの速さでじっくり織られています。シャトル織機でゆっくり織り上げる高密度な生地は、亜麻の持つ丈夫な特性ともあわせて、耐久性に優れ、長く使える仕上がりとなります。

シャトル織機で織られた生地は、織っていく際の横糸が1本につながっていることで、両端の幅などを調整する必要がなければ、後々縫製(耳)を必要としない製品を作ることができます。この麻布十四番も、4辺のうち縫製してあるのは2辺のみ、残り2辺は縫製をせずに仕上げています。この縫製の仕上がりにも、シャトル織機で織られた証が表れています。

4色からお選びください。

麻布十四番 東屋

左から 白、生成り、赤、青

白のみ2サイズございます。

麻布十四番 東屋

左から 白(50×50cm)、白(50×70cm)

現行品の麻布十四番 キッチンタオルは50×70cmサイズとなっておりますが、【乙なもの】麻布十四番 キッチンタオルでは白のみ正方形 50×50cmサイズをご用意しています。

現行品と同じ50×70cmもご用意していますので、お好みのサイズをお選びください。※生成り、赤、青は50×70cmのみご用意しています。

【乙なもの】麻布十四番
バスタオルもございます

麻布十四番 東屋

右(70×140cm)が【乙なもの】麻布十四番 バスタオル。亜麻の吸水速乾性は、体を拭く大判のタオルとしても役立ちます。

【乙なもの】麻布十四番 キッチンタオル|東屋
素材:亜麻
サイズ:50cm x 70cm / 50cm x 50cm
色:
(50×50cm)白
(50×70cm)白、生成り、赤、青

※亜麻は洗濯時に縮みやすい特性があり、販売時の寸法は上記より約8%大きくなっています。洗濯をすることでおよそ上記のサイズとなりますが、その後の洗濯でも多少縮みます。

産地:滋賀県愛知郡
製造者:林与(滋賀県愛知郡愛荘町)
製作:東屋(東京都渋谷区)

わざわざ取り扱い開始年:2022年

※こちらの商品は2枚までネコポスでの発送が可能です。

お手入れについて

  • この布は織り上げたまま、洗い加工をしていない生機(きばた)です。ご使用前にお湯で洗ってください。
  • 最初の洗濯でおよそ表記寸法になりますが、その後の洗濯でも縮みます。
  • 使い始めは毛羽落ちすることがありますが、洗濯を繰り返すと落ち着きます。
  • 濃色は色移りすることがあります。本製品の使い始めからしばらくは、他のものと分けて洗ってください。
  • 乾燥機を使うと縮みや摩耗が増えます。
  • 亜麻の特性によって糸や節に色むらのある場合があります。

発送についての注意事項

他の商品と同梱をご希望の場合、同じ配送方法であれば同梱可能です。詳しくはこちらから、同梱についてのQ&Aをご参照ください。

返品・交換についての注意事項

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