黒墨釉青泥線紋鉢　角りわ子

¥6,600円

最終更新日>2022/06/21 文責>ほそがや写真>若菜紘之

長野県東御市の陶芸家
角りわ子（スミ　リワコ）

陶芸家の角りわ子さんの作品の特徴は土と意匠。陶土に工房の山の土を用い、粘土から作っています。鉄分が多く、粘土質の高い独特な陶土が、こだわって調合して作られた釉薬に反応し、様々な質感を作ります。何度も何度も塗り重ねられながら、作られた細やかな意匠は素晴らしい完成度です。私も愛用しておりますが、薄作りでありながら、とにかく強い。丈夫で割れにくく驚きます。質感がとてもよく、長くご使用頂くとどんどん育つ楽しみがあります。

角りわ子 プロフィール
1961　鳥取県境港市生まれ 
同志社大学文学部美術芸術学専攻卒業後、
京都工業試験場　陶磁器研修本科、専科修了。 
その後、京都西山窯にて4年間修行。
タイ　サイアムセラドン社にて
一年間技術指導後、 長野県東御市　
勘六山房（故水上勉氏主宰）にて、
同地の土を陶土として作陶している。

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黒墨釉青泥線紋鉢

黒墨釉の美しい色合いの中に浮かび上がる青泥線紋の美しさ。

角りわ子さんの黒墨釉線紋の器です。白化粧を施した後に、さらに黒墨釉を塗り線紋をつけた人気のシリーズ。その中でも青泥で大胆な紋様が施された珍しい作品。黒墨釉の光沢のある色合いの中に青泥の紋様が浮かびあがるなんとも神秘的な作品です。

黒墨釉青泥線紋鉢　直径約12.5cm／高さ約6.0cm／重さ約156g

大胆かつ繊細な青泥の紋様。

丁度小ぶりなご飯茶碗サイズの鉢。『この器で山盛りの白米をいただきたい。』と思ってしまった私です。白米はもちろんのこと、副菜を盛り付けるための小鉢や、果物を盛り付ける器としてもおすすめです。黒墨釉の黒が食材の色合いを一層引き立て、より美味しく召し上がっっていただけそうです。美しく趣のある作品ですが、見て楽しむだけでなく、使ってこそ魅力を感じられるで器です。

黒墨釉ならではの色合いと土の力強さを感じます。

重ねた表情もまた素敵。キッチンに立つ人へのやさしさを感じる。

器そのものの趣と実用性の両方を味わいたい。

細かな工程を何度も重ねて作られた意匠を感じる作品。毎日使うものだからこそ、使いやすいものがいい。使い手への角さんの優しさが伝わる作品です。

手作り品のため、ひとつひとつのサイズや色合いが微妙に異なります。何卒ご了承ください。

黒墨釉青泥線紋鉢｜角りわ子
材質:陶器
サイズ: 直径約12.5cm／高さ約6.0cm／重さ約156g

※ひとつひとつ手作りで製作しておりますので、それぞれが微妙に異なり、寸法や重さもそれぞれ個体差があります。

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