【乙なもの】 長角皿 萩土・磁器 東屋

¥3,300円 〜

¥2,310円 〜

最終更新日>2022/04/01 文責>ムラヤマ 写真>若菜紘之

みんなちがってみんないい
個性が詰まった「乙なもの」

乙なもの箱2020

普通と違って面白く味わいがあるものを愛でる古来からの文化をもう一度。

皆様によりお買い物を楽しんでもらうべく、毎年様々な企画を行っているわざわざ。2022年年始より特別セット「乙なもの箱'22」を販売してきましたが、この度、その乙なもの箱でお届けした乙なもの商品を単品でも販売開始しました。

乙なもの箱2020

ちょっと訳ありだけれど「不良品」とするにはあまりに惜しいようなものを、わざわざでは「乙なもの」と呼んでいます。

わざわざでは全国各地の工場を訪問する中で、多くの工場に行き場のない在庫があるという事実を目にしてきました。厳しい検品基準を満たせずに正規品から除外された商品が数多く残っていて、工場の方々の悩みの種になっているのです。

しかしそうした商品の中には、「不良品」とするにはあまりに惜しいような、使用する上で全く問題のないものが数多くあります。たしかにちょっと訳ありだけれど、それも見方を変えれば、他と違った個性のうち。

そう思える商品を「乙なもの」として、わざわざが工場から買い取り、きちんとご説明した上で販売するという取り組みを2019年からはじめました。

乙なもの箱2020

乙なものを購入すること。それは、行き場を失ってしまった商品を受け入れること。そして、工場・製造元、ひいては産地・地域を支えることに繋がります。この取り組みが1人でも多くに広まり、購入してくださるお客様が増えることで、工場の方々が抱える悩みの種はひとつずつ解消されていくはずだと考えています。

そしてお客様は「乙」である分、少しお得に製品を生活に取り入れることができます。渡ったお金が、お客様も含め、関わった人たちが暮らす社会に還元されていく。乙なものの購買を通じて、そんな循環を感じていただけたなら嬉しいです。

国内の手工業者と日用品を制作している東屋(あづまや)。

東屋

東屋の熊田社長(写真中央)。

日本の素材と技術を活かし、細部にまでこだわったクオリティの高い商品を生み出している東屋(あづまや)。東屋の商品は改めて日本の技術の素晴らしさを伝えてくれると共に、現代の生活に 違和感なくとけ込み、時が経つにつれ味わい深くなる商品ばかりです。デザイナーの猿山修さんとコラボレーションした作品群も魅力的で、デザインと様式美が溶け込んだ、どれも愛着を持って末永く使えるような、商品を作っています。

東屋の乙なもの、どんなもの?

東屋

「乙なもの」は使用に問題がないものです。理由も様々。ひとつひとつの表情や形状が異なっていて

東屋

通常販売のものに比べて反りや歪みが見られるものもございます。

東屋

他にも土の表情が特徴的に表れたものや、

東屋

木製品では自然素材ならではの木目の表情がよく表れているものや、虫食い穴があるもの(人工乾燥処理を施しており、虫はいません)を有していたりします。

ここで例に挙げた以外にも乙な理由は様々。乙な理由は東屋の乙なものの各商品ページに記載をしておりますのでご覧ください。「乙」である分、少しお得に製品を生活に取り入れながら、それぞれが有する個性のひとつとして愛でていただければ嬉しいばかりです。

【乙なもの】長角皿

東屋

萩焼は、山口県萩市で作られる歴史のある焼き物です。始まりは今から400年以上前とも言われています。安土桃山時代に「茶の湯」が大きく発展する中で茶器の需要も高まり、豊臣秀吉の指令の元、朝鮮半島から渡ってきた陶工たちからの技術伝承によって萩焼が作られるようになったと言われています。そのため萩焼の中でも茶陶(茶の湯で使う陶器)は特に有名です。

東屋

左:萩土 右:磁器

陶器(萩土)と磁器の東屋の長角皿。萩焼といえば多くの方が思い浮かべるのは陶器かと思いますが、今ではほとんど見られなくなってしまった磁器も昭和20年頃までよく焼かれていたと言います。

東屋

萩土

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萩土

萩土を使用した東屋の長角皿。萩焼の特徴でもある、土本来の風合いを生かした装飾的でないありのままの風合いと、萩土と石灰釉から生まれる肌色のような柔らかな色合い。まさに日常に馴染むうつわと言える、素朴な雰囲気を有した佇まいです。

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萩土の製品には土の表情がより表れています。

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磁器

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磁器

このお皿の製作を行う大屋窯では2001年に復活したという磁器製品。この磁器の長角皿では陶器の萩焼とはまた異なる磁器のマットな白の表情、そこに萩焼らしい温かみのある雰囲気を有した仕上がりをお楽しみいただけます。

東屋

サイズ:全長約22cm 幅約7.8cm 高さ約1cm 重さ約140〜180g

デザインは東屋でもおなじみ、美しさと様式美が溶け込んだ作品を数多く生み出されている猿山修さん。製作は山口県萩市の大屋窯にて代表の濱中史朗さんが行なっております。濱中さんは萩市出身、お父様に萩焼作家の濱中月村さんを持ち、茶陶から日々のうつわまで様々な意匠をこらした陶器を製作されています。

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長角皿の「乙なもの」の主な理由は、通常販売のものと比べて歪みがあり形状が異なること。一点一点寸法やサイズ感が異なることもございます。

長角皿の「乙なもの」の主な理由は、通常販売のものと形状が少し異なることです。角が上がっていたり、逆に橋のようにアーチがかった歪みのあるものなど、それぞれが個性を有しています。乙なものの特性上、同じ商品でも寸法やサイズ感には個体差がある場合がございますので予めご了承ください。

東屋

乙なものの特性上、歪みの具合や表情の表れ方には個体差がございます。

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また、土の表情がより特徴的に色濃く表れていることが乙なものの理由となるものもございます。

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土の風合いや釉薬のかかり具合による表情の違いは、この長角皿の魅力のひとつです。

土の風合いや釉薬のかかり具合による表情の違いは、通常商品、乙なものを問わずに見られる、この長角皿の魅力のひとつです。比較的粗い土や釉薬の窯変(窯の中で起こる変化)など、一点一点が個性を有してそれが見どころとも言える萩焼。それぞれの趣をお楽しみください。

ちなみにこの長角皿は、普段わざわざ店頭やオンラインストアでは販売をしていない、このタイミングでしか出会うことのできないレアな商品です。出会ったときがまさに迎え時。

東屋

縁取りのデザインや内にくぼんだ造形、細かな部分に意匠を感じる長角皿。

お魚を盛り付けたり、おひたし・漬物・煮物のように何品かを少しずつ盛り付けてみたり。卵焼きやアスパラなど長目のお料理にも重宝する長角皿は、いつもの食卓に少しアクセントをプラスします。

【乙なもの】長角皿|東屋
素材:萩土、石灰釉/磁器
サイズ:全長約22cm 幅約7.8cm 高さ約1cm 重さ約140〜180g

製造:大屋窯・濱中史朗(山口県萩市)
デザイン:猿山修

わざわざ取り扱い開始年:2022年

※ひとつひとつ色・形・寸法や重さが微妙に異なります。また乙なものの特性上、正規品に比べ寸法の差異が大きく出る場合がございます。予めご了承ください。
※土、釉薬の具合などに差があり重さが異なる場合がございます。おおよその目安としてご覧ください。

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