【乙なもの】 於福鍋 八寸 石灰 東屋

¥15,400円

¥10,780円

最終更新日>2022/11/10 文責>ヤマザキ 写真>若菜紘之

みんなちがってみんないい
個性が詰まった「乙なもの」

乙なもの箱2020

普通と違って面白く味わいがあるものを愛でる古来からの文化をもう一度。

皆様によりお買い物を楽しんでもらうべく、毎年様々な企画を行っているわざわざ。2022年年始より特別セット「乙なもの箱'22」を販売してきましたが、その乙なもの箱でお届けした乙なもの商品を、単品でも販売開始しています。

乙なもの箱2020

ちょっと訳ありだけれど「不良品」とするにはあまりに惜しいようなものを、わざわざでは「乙なもの」と呼んでいます。

わざわざでは全国各地の工場を訪問する中で、多くの工場に行き場のない在庫があるという事実を目にしてきました。厳しい検品基準を満たせずに正規品から除外された商品が数多く残っていて、工場の方々の悩みの種になっているのです。

しかしそうした商品の中には、「不良品」とするにはあまりに惜しいような、使用する上で全く問題のないものが数多くあります。たしかにちょっと訳ありだけれど、それも見方を変えれば、他と違った個性のうち。

そう思える商品を「乙なもの」として、わざわざが工場から買い取り、きちんとご説明した上で販売するという取り組みを2019年からはじめました。

乙なもの箱2020

乙なものを購入すること。それは、行き場を失ってしまった商品を受け入れること。そして、工場・製造元、ひいては産地・地域を支えることに繋がります。この取り組みが1人でも多くに広まり、購入してくださるお客様が増えることで、工場の方々が抱える悩みの種はひとつずつ解消されていくはずだと考えています。

そしてお客様は「乙」である分、少しお得に製品を生活に取り入れることができます。渡ったお金が、お客様も含め、関わった人たちが暮らす社会に還元されていく。乙なものの購買を通じて、そんな循環を感じていただけたなら嬉しいです。

国内の手工業者と日用品を制作している東屋(あづまや)。

東屋

東屋の熊田社長(写真中央)。

日本の素材と技術を活かし、細部にまでこだわったクオリティの高い商品を生み出している東屋(あづまや)。東屋の商品は改めて日本の技術の素晴らしさを伝えてくれると共に、現代の生活に 違和感なくとけ込み、時が経つにつれ味わい深くなる商品ばかりです。デザイナーの猿山修さんとコラボレーションした作品群も魅力的で、デザインと様式美が溶け込んだ、どれも愛着を持って末永く使えるような、商品を作っています。

【乙なもの】於福鍋 八寸 石灰

於福鍋

伊賀の土でつくりあげられた、素朴な佇まいの土鍋

この於福鍋(おたふくなべ)は、柔らかな色合いと素朴な雰囲気を纏まった土鍋。伊賀の職人たちが手作業でひとつひとつ作り上げています。

於福鍋

鍋の内外に見られる細かなヒビは伊賀の土の性質上、自然に発生するもの。使用には問題ございません。

耐火度が高く、直火にかけられます。火の通りが早く、食材の芯までしっかりと火を通します。秋冬には鍋料理として活躍する土鍋なのですが、ごはん炊きや煮込み料理などにも適していますので、1年を通しての出番はありそうです。

於福鍋

出番は冬だけじゃない!オールシーズンで活躍します。

土鍋は冬の鍋料理にはもちろん、炊き込みご飯や煮物などの料理にもピッタリ。柔らかい色合いと素朴な雰囲気が普段の食卓にも違和感なく馴染みます。

土のぬくもり、味わいを感じて

於福鍋

土のぬくもりを感じる於福鍋

於福鍋

蓋を開けても柔らかい色合い

於福鍋

底は釉薬がかかっておらず、素朴な味わい

於福鍋

内側も、石灰釉のツヤとほのかな色合いが美しい

於福鍋

取手にはお玉を置ける溝があります

ひとつひとつ表情の異なる土鍋

於福鍋

左:1 右:2

この於福鍋たちが「乙なもの」になる理由として身と蓋の仕上がりの色が異なることにあります。石灰釉の優しい色合いはそのままに、わずかなニュアンスの違いがまさに「乙」と言えます。

使いはじめのご注意

於福鍋

お使いになる前に、必ず「目止め」を行なってください。目止めとは、土鍋にある小さな穴を埋める作業になります。火加減に注意し、以下の手順で行ってください。

  1. 鍋に八分目まで水を入れ、水量の五分の一程度のご飯を入れます。
  2. 鍋の底に水気がついていないことを確認してから火にかけ、 吹きこぼれないよう、弱火でゆっくりと炊いてください。
  3. ご飯がお粥になったら、火を止め、一時間以上置きます。デンプン質が貫入(表面の細かなひび)を埋め、水漏れやひび割れを防ぎます。そののち水洗いし、十分に乾燥させてください。

目止めの作業を行っても、煮え方が悪かったり、水漏れが発生してしまうようであればこの作業を繰り返し行ってください。

【乙なもの】於福鍋 八寸 石灰|東屋
素材:伊賀土

【1】
・サイズ
全体の高さ:約14.5cm
直径(取手を含む):約33.0cm
本体横:約25.5cm
本体縦:約21.0cm
本体の高さ:約8.5cm

・重さ
全体:約2310g
本体:約1504g
蓋:約806g

【2】
・サイズ
全体の高さ:約16.0cm
直径(取手を含む):約32.0cm
本体横:約26.0cm
本体縦:約20.0cm
本体の高さ:約9.5cm

・重さ
全体:約2344g
本体:約1514g
蓋:約832g

わざわざ取り扱い開始年:2022年

・ひとつひとつ色・形・寸法や重さが微妙に異なります。また乙なものの特性上、正規品に比べ寸法の差異が大きく出る場合がございます。予めご了承ください。
・お使いになる前に必ず目止めを行ってください。なお、鍋の内外に見える細かなひびは、伊賀の土の性質上、自然に発生するので、使用には差し支えありません。
・日々の使用の前には鍋の裏底に水気がないことを必ず確かめてからご使用ください。お使いになった後は、中性洗剤で洗って風通しのよいところでしっかりと乾燥させてください。

日々のご使用に際して

  • 日々の使用前、鍋の裏底に水気がないことを必ず確かめてください。水気がついたまま火にかけると、ひび割れの原因になります。
  • 空焚きはひび割れの原因になりますので、お避けください。
  • 揚げ物には使用しないでください。火災が発生する恐れがあります。
  • 加熱中、あるいは調理直後の鍋に素手で触ると、火傷をする恐れがあります。必ず鍋つかみなどをご使用ください。
  • 鍋が熱いうちに水をかけるなど、急冷しないでください。ひび割れの原因になります。
  • 業務用のハイカロリーガス器具では、中火でご使用ください。電熱器、電磁調理器(IHヒーターなど)には対応しておりません。

お手入れについて

  • におい移りを防ぐため、ご使用後は、内容物を早めに別の容器に移してください。
  • 中性洗剤で洗って、風通しのよいところでしっかりと乾燥させてからしまってください。乾燥が不十分だと、カビが発生しやすくなります。
  • においがついてしまった場合は、鍋の八分目まで水を入れ、そこに、ひとつかみの緑茶か焙じ茶の茶殻を入れて火にかけ、10分ほど煮立たせてください。茶殻に含まれる成分が、においを吸収します。
  • カビのにおいがするときは、酢を用います。鍋に八分目まで水を入れ、酢を大匙三〜五杯程度加え、10分ほど煮立たせてください。殺菌と消臭の作用があります。

発送についての注意事項

こちらは大型の陶器製品のため、他の商品との同梱はできません。予めご了承くださいませ。

返品・交換についての注意事項

手作り品の為、ひとつひとつが微妙に違います。お客様都合での返品、交換につきましては配送料をお客様のご負担でお願いいたします。未使用品であっても、大きさ、デザインもしくは色のイメージ違いによる返品・交換はお客様都合になります。ご利用のブラウザ、モニターの性能、設定により商品の色、素材感等につきましては、 現物と若干の違いが出る場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

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