















袖なしの作り方 いとしろ民衣シリーズ 石徹白洋品店
¥2,750円








最終更新日>2023/03/11
文責>鈴木誠史 写真>若菜紘之
石徹白を身にまとう
石徹白洋品店

岐阜県郡上市白鳥町にある「石徹白(いとしろ)」。岐阜県の奥美濃のさらに奥、福井県との県境に位置する、縄文からの集落です。
この石徹白に伝わる知恵を学び、次の世代に伝えていく取り組みを続けているのが「石徹白洋品店」(いとしろ ようひんてん)。
この集落で古くから受け継がれてきた、直線裁断・直線縫いで作る「たつけ」「はかま」「かるさん」「越前シャツ」をもとに、現代に合うかたちにリデザインした服を手がけています。
石徹白に伝わる服を
もっと知ってほしいから

石徹白洋品店では「たつけ」「はかま」など、石徹白の集落に伝わる地域の民衣をベースにした服を手がけています。これらは元々、地域に住むおばあちゃんから惜しみなく教えていただいたものだといいます。
「この服の素晴らしさをより多くの方に知っていただきたい、よりたくさんの方に作っていただきたい」という思いから、石徹白洋品店では自社で制作・販売している服の作り方を冊子にして公開しています。

作った時の驚きや喜び、あるいは自分で作った服を自分で着る楽しさを共有したい。そんな思いも込められた1冊です。

石徹白の集落のことも大切に伝えてくれています。
袖なしの作り方

この「袖なしの作り方」の冊子では、石徹白洋品店が2022年秋から販売を始めた「袖なし」の作り方が分かりやすく解説されています。
<内容> ・石徹白の冬 ・ハレとケの「袖なし」 ・袖なしの作り方 (採寸、寸法の出し方、裁断、縫製) ・袖なしのアレンジ方法 ・着尺布の裁断のポイント ・小さな子供のための「袖なし」の作り方) ・あとがき ・衿ぐりくり抜き用の型紙
「袖なし」とは、直線裁断だけで作る袖のないベスト型の服。防寒用ではなく、おしゃれ着として使われた袖なしをベースに、現代風にアレンジ。うしろ衿ぐりは多少のカーブを描いた作り方となっています。

石徹白集落にとって「袖なし」とは、どのような服であったのか。その物語が事細かに記されています。

4冊ある「いとしろ民衣シリーズ」のうち、パーツ数は最も少なく、難易度は低いとのこと。シンプルな作りである分、裁断が肝心であり、作る上で驚きもあるといいます。
薄手の生地で作れば春夏用のおしゃれ着として。厚手で作れば背中も温まる秋冬用ベストに。ぜひ、お好みの生地をご用意して、袖なし作りにチャレンジしてみてくださいね。

石徹白洋品店からのアドバイス ・向いている生地: 肩幅をタックによって調整するデザインですので、硬い生地より柔らかく体に馴染む生地の方が着やすい形に仕上がります。(必要用尺は作り方に記載しております) ・手縫いかミシンか: どちらでも制作可能です。ロックミシンがなくても全て手縫いで仕立てられる作り方になっています。 ・アレンジ次第でロングバージョンでお作りいただくことも可能です。
いとしろ民衣シリーズ 袖なしの作り方|石徹白洋品店 仕様: フルカラー 24ページ ※本書のコピー、スキャン、デジタル化等、無断複製、無断転載、二次使用は著作権法上禁じられています。 ※本書で紹介した作品の商用利用はお控えください。 制作・販売:石徹白洋品店(岐阜県郡上市) わざわざ取り扱い開始年:2023年
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袖なしの作り方 いとしろ民衣シリーズ 石徹白洋品店
¥2,750円