もんぺ博覧会 2024
原点回帰、ワイドなもんぺ。
最終更新日>2024/05/18
文責>いしはら 写真>若菜紘之
もんぺ博覧会2024
毎年恒例、もんぺ博覧会。今年もオンラインストア・問touで開催いたします!今回は問touに先立って、まずオンラインストアでご紹介いたします。
今年は数量限定「セレクトもんぺ」を18種類ご用意したほか、定番人気「わざわざストレッチもんぺ」の型違いも登場します!この機会にぜひ1本、2本と、お気に入りのもんぺと出会えたら何よりです。
<もんぺ博覧会2024> オンラインストア:5/18(土)〜6/19(水) 問tou:7/18(木)〜8/5(月)予定
わざわざセレクトもんぺ
2024年は「ファーマーズ」!
もんぺを愛してやまないわざわざが、うなぎの寝床とコラボし、特別に選んだ生地から製作していただいている「わざわざセレクトもんぺ」。限りある久留米絣の生地を選んでおり、数量限定で販売しているシリーズです。
2017年に始まったセレクトもんぺの企画ですが、2024ver.では初の「Farmers' MONPE(ファーマーズもんぺ)」仕様で作ってみました!
もんぺを既にお持ちの皆様の中には「現代風もんぺ」ユーザーの方も多いと思います。ファーマーズもんぺと、現代風もんぺでは、こんな感じでシルエットが異なります。
今回入荷したセレクトもんぺは各柄3サイズに分かれています。なくなり次第終了となるため、「これ、着てみたい!」と感じたもんぺを見つけたらまさに買い時です。18種類の色柄を、ぜひ見比べてみてくださいね。
「わざわざストレッチもんぺ」
ファーマーズで新登場します!
うなぎの寝床と共に生地から製作して作ったコラボもんぺが大変好評だった中、「ストレッチ素材はないの?」という多くのご要望を頂戴しました。そこでリリースしたのが、このストレッチもんぺです。
腰回りはゆったり、ふくらはぎは細身という「現代風もんぺ」のシルエットでありつつ、生地がよく伸びるのでとにかく着心地が楽なストレッチもんぺ。色違いで買う方も続出し、今や定番のもんぺとなりました。
この生地を使って、今回新たにファーマーズのストレッチもんぺを作りました!
ストレッチ Farmer's MONPEは5/25(土)販売開始に向けてただいま準備中です。どうか今しばらくお待ちくださいね。
ここからは、もんぺについて改めて語らせてください。もんぺとは何なのか、いいところは何なのか。ひとつずつ紹介しますのでよかったらご覧くださいね。
▼目次 ・日本のジーンズ=もんぺ ・もんぺ、いいところ ・生地から作ったわざわざオリジナルもんぺ ・生地の産地を選りすぐった産地コラボもんぺ ・サイズ比較、徹底検証! ・もんぺ特集あれこれ
日本のジーンズ=もんぺ
「もんぺ」と聞くとどんなイメージでしょうか。昔の服?農作業着?つまり、ダサイ?たしかにそうだったかもしれません。でも、それはもう昔の話。わざわざ取り扱いのもんぺは福岡県八女市のうなぎの寝床で作られています。
現代の人にこそ合う 「もんぺ」がうなぎの寝床のもんぺなのです。うなぎの寝床のもんぺは「現代風」というオリジナルの型で作られ、現代人の体形に合うようにデザインを工夫し、老若男女問わず、TPO問わずに日常に取り入れられるように作られています。
「もんぺ」というと腰回りのゆったりした農作業着のイメージがありますが、そうではありません。 既存のもんぺと比較すると腰回りがすっきりとしていて、細身に仕上がっています。
うなぎの寝床のもんぺの大多数は久留米絣(くるめがすり)で作られています。久留米絣のその凄さは経年変化。洗えば洗うほど風合いが増し、着心地も増す、まさしく日本のジーンズといえる服です。育てる楽しさがそこにはあります。
もんぺ、いいところ
もんぺのいいところは、大きく分けて4つあります。この機会にひとつずつ紹介させてください。
1.伝統がある。 2.着心地がいい。 3.経年変化して素敵になる。 4.オールシーズンで着ることができる。
1.伝統がある。
生地は広川・八女で生産される久留米絣(くるめがすり)をオリジナルで製作し使用しています。 久留米絣とは、福岡県久留米市の伝統工芸品です。絣の産地として日本で産業として成り立っているのは久留米絣だけです。絣は、糸を縛り・染め・織るという技術をベースに30以上の工程を経て布が出来上がります。
久留米絣は、糸を独特な方法で染色することでかすれた柄を出しています。まず、色をつけない部分を他の糸で縛り、色がつかないようにします。
そして、先に糸を染めてから柄を織るため、ミリ単位での擦れが生じ、少しかすれた模様になります。久留米絣の模様は、とても緻密に計算されており、世界に誇れる高い技術を持っています。
2.着心地がいい。
もんぺは腰回りとお腹周りがとてもゆったり作られています。農作業の時にかがみこんだりする作業がとても多く、その姿勢が楽にできるように作られたのがもんぺです。 ウエストはゴムと紐で結ぶようになっているので、 オフィスで長時間椅子に座っている時も楽チン。
ポッケを前にして着るのですが、足のラインは細身なのに、おしりのところがゆとりがあります。これが本当に楽で、畑でしゃがんで作業してもいいですし、ガーデニングにも最高。
動きやすくて仕事もすいすい。ヨガにウォーキングに、スポーツにもぴったりです。ジャンプしたらいつもより高く飛べる気がする!
3.経年変化して素敵になる。
久留米絣のその凄さは経年変化にあります。洗えば洗うほど風合いが増し、まさしく日本のジーンズ。育てる楽しさがそこにはあります。 経年変化で柔らかく気持ちよくなっていくのは薄地で、厚地はジーンズやチノパンのような変化をしていきます。
洗い込んだ久留米絣はうっすらと起毛し、肌に吸い付くような柔らかさになります。まるでネルのようです。この心地よさは他の布ではなかなか味わえません。
4.オールシーズンで着ることができる。
もんぺには薄地と厚地、生地の厚みが2種類あります。日本の一般的な気候だと、薄地は4-10月、厚地は11月-3月が気温的には最適です。薄地は布地が柔らかいので洗うと生地が体に沿うようなラインになっていきます。厚地は生地に張りがあるので、しっかりとした印象を受けます。オフィスなどに履いていく方も多いです。
薄地も厚地もくるくるっとコンパクトにまとまるので、カバンの中でもかさ張らず旅の着替えにもぴったりです。
もんぺは速乾性も抜群。吸水性がよく、洗濯しても乾きが早いので、春夏は特に大活躍します。洗えば洗うほどに風合いがどんどんと増し、まさしく日本のジーンズ。育てる楽しさがそこにはあります。
生地から作った
わざわざオリジナルもんぺ
もんぺ好きが高じて、うなぎの寝床とコラボレーションし、わざわざが生地から製作して2種類のもんぺを作りました!その名も「コラボもんぺ」と「わざわざのストレッチもんぺ」。生地は「はんてん」でおなじみの宮田織物さんに別注しました。
うなぎの寝床のもんぺとの大きな違いは3つあります。1つめはオリジナルの生地とカラーバリエーション、2つめはポッケが2つのダブルポケット、そして3つめはSSから3Lまでの6サイズ展開です。
ほかにも、わざわざ代表の平田が自ら織元さんへ足を運び、生地を選んで作った数量限定品「わざわざセレクトもんぺ」もございます。コラボもんぺやストレッチもんぺと同じく、ダブルポケット仕様でご用意しています。
定番のもんぺとはひと味違った色や目を引く柄のもんぺたち。在庫限りとなりますので、ピンとくるもんぺと出会えたらどうぞお早めに。
生地の産地を選りすぐった
産地コラボもんぺ
ここまでにご紹介してきたのは生地に久留米絣を用いているもんぺでしたが、実はうなぎの寝床は久留米絣以外の日本各地の産地とコラボしたもんぺも作っています。高島ちぢみや備後節織、遠州織、福山デニムなど、素晴らしい生地の数々もぜひお試しあれ。
サイズ比較、徹底検証!
SSから3Lまでの6種類のサイズで見えかたの検証を行いました。どんな体型の方でも楽しめるもんぺ。ぜひシルエット、ゆとり感、裾の長さなど、サイズ選びの参考に。
日本のジーンズ=もんぺ 11年間着続ける理由
「日本のジーンズ」とは、うなぎの寝床が作る「もんぺ」のこと。わざわざの社内で一番のもんぺフリークといえば、代表の平田はる香。代表平田に、もんぺコレクションを見せてもらいつつ、11年にわたりもんぺを着続けている理由を尋ねてみました。
もんぺ特集あれこれ
もんぺが好きすぎるゆえに、わざわざではもんぺをテーマにした読み物や特集記事をたっぷりと書いています。新しいものから順に並べていますので、気になるタイトルがあればぜひご一読を!これを読んで、もんぺを穿いて、一緒に「もんぺ愛」深めていただけたら最高に嬉しいです。