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Food Hub Project

地域で育て、つくり、食べる。

最終更新日>2021/03/20
文責>ムラヤマ 写真>若菜紘之


地域が循環する農業の在り方を、
Food Hub Project

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まろやかな味わいの塩麹ドレッシング

農業者の高齢化、後継者不足による耕作放棄地の増加、それにともなう鳥獣害の被害などが大きな問題になっている日本の中山間地域。Food Hub Project(フードハブ・プロジェクト)が拠点を置く徳島県神山町も例外ではありませんでした。

そんな神山町地方創生戦略を考えるワーキンググループとして、神山町役場と住民が一体になり始まったフードハブ・プロジェクトは、地産地食、少量生産と少量消費をつなぐことをテーマに、地域が循環する活動を行なっています。

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徳島の名産品、発酵させた旨味が特徴の阿波晩茶

神山町の農業を循環させ、地域の農業と食文化を次につなぐ農業者を育てるために、フードハブ・プロジェクトでは5つの取り組みを行なっています。

5つの取り組み
1,地域の農業、景観、食文化を次につないでいく農業者をみんなで育てる「社会的農業」
2,地域の食材をふんだんに使った食の提供を行なう「食堂とパン屋」の運営
3,地域の冷蔵庫としての「食品店」の運営
4,地域の人たちとつくり、つなぐ、「加工品」の開発と加工場の運営
5,大人も子どもも地域も学校も一緒に取り組む「食育」運動

持続可能な農業の在り方を考え実践するフードハブ・プロジェクト。私たちがフードハブ・プロジェクトの加工品を食べること、それは神山町の農業の次の担い手を育てることにつながっています。