基本のミートソース

ミートソースパスタの作り方

基本のソースをストックしよう

最終更新日>2022/6/17

レシピ>平田はる香
文責>いしはら 写真>若菜紘之


パスタといえばミートソース、ですよね?基本中の基本、オーソドックスなレシピだからこそ、素材の良さや調理の段取りに仕上がりが左右されるものです。今回はわざわざ流、基本のミートソースパスタをご紹介します。ソースはストック可能ですので、作り置きにも役立ちますよ。

基本のミートソース

用意するもの

今回はミートソースをストック保存したいため、パスタに対しておよそ2倍量のソースが出来上がるだけの材料を用意しました。


1.具材の下ごしらえ

にんじん・玉ねぎ・ニンニクをみじん切りにしておきます。

2.パスタを茹ではじめる

基本のミートソース

沸騰したお湯にパスタを入れます。今回はグラニャネージ社のイタリア産フェットチーネをセレクト。2玉分(約84g)を茹でました。このパスタは初めて食べたときの感動が忘れられず、わざわざでも念願かなって取り扱えるようになった思い入れのあるものです。

3.オリーブオイルで具材を炒める

基本のミートソース

下ごしらえした具材を炒めていきます。まずはフライパンにオリーブオイルを入れてからニンニクを弱火でじっくり炒めていきます。香りが出てきて茶色く色づいてきたらOKです。

今回はNovaのオーガニックオリーブオイルを使いました。フルーティなバランスの良いオイルです。わざわざで取り扱いしているオリーブオイルは現在エクストラバージンオリーブオイルしかありませんが、ご家庭のピュアオリーブオイルでも大丈夫です。お肉やトマトの旨味がソースにうつりますので、十分おいしく作れると思います!

また、フライパンはFD STYLEの鉄フライパンです。鉄のフライパンは熱ムラの少なさから素材をおいしく仕上げてくれますし、育てる楽しみのあるフライパンです。わざわざではキングパン木屋・FD STYLEと3種類もご用意しているほど、鉄のフライパンを推しています。

基本のミートソース

ニンニクが色づいたらひき肉を入れて中火にして、さらに炒めていきます。ひき肉はここでじっくり炒めてください。色が変わるのはもちろん、お肉の油が外に滲み出てくるまでしっかりと。このじっくり炒めたひき肉がおいしさの決め手になります。そして、ここで塩・胡椒も忘れずに。

4.トマト缶を入れ、混ぜあわせる

基本のミートソース

ひき肉をじっくり炒めたら、玉ねぎと人参を入れてさらに炒めます。ここでも野菜分の塩・胡椒を少ししましょう。玉ねぎと人参に火が通ったらトマト缶を投入!今回使ったトマト缶はミニトマトですが、もちろんホールトマトでも大丈夫です。夏に生のトマトをザクザク切って作るのもおいしいですよ。

基本のミートソース

穴あきターナーを使っています。よくしなるので食材の下にすっと入り込んで混ぜやすいです。

全体が混ざったら弱火にしてじっくり加熱していきます。お好みでナツメグやローリエを加えるとより一層香りが立っておいしくなります。水分を飛ばしながら味見をして、足りなければ塩胡椒で味を整えます。10分ほど煮詰めていけば、おいしいミートソースの完成です!

5.茹でたパスタを入れ、ソースと絡め盛り付ける

基本のミートソース

パスタはパッケージの表示時間に沿って茹でましょう。お好みにもよりますが、指定時間の30秒前ほどにあげて湯切りをしてソースに入れると、ソースを絡める時間にも余裕ができておすすめです。ソースの水分が足りず絡みにくい時は、パスタの茹で汁を少し足して加減してください。

基本のミートソース

ちなみに持ち手付きのザルは家事問屋のもの。片手でサッと使えるサイズ感がちょうど良いです。

基本のミートソース 基本のミートソース

盛り付けひとつで、どんなおいしいものでも見栄えが変わってしまいますよね。そんな時におすすめなのが余白の広いお皿です。例えばこちらのヒップカクテルプレートは中央にくぼみがあり、その中に収めるだけでレストランのような見栄えになります。

ご家庭にある平皿に盛り付ける時は、余白を意識して少なめに盛るのが見栄えを良くするコツです。さらに、トングを使い中央に手をくるっと回しながら、パスタでとぐろを描くようにして盛るときれいに見えます。

基本のミートソース

盛り付けの見本です。余白と、とぐろがポイント! 左:ヒップカクテルプレート 右:平皿代表・チボリプレート

基本のミートソース

ソースをよそうのに役立ったのが、家事問屋のとりわけスプーン。フライパンの側面もすくいやすい形です。

基本のミートソース

ミートソースパスタの完成です!

基本の味付けで作ったミートソースですので大人も子どももみんな好きな味です。ハーブやスパイスも使っていない基本のミートソースなので、アレンジして楽しんでいただければと思います。

ちなみに、味にアクセントを付けたいときはターンムファームのハバネロソースがおすすめ。ボスケソのチーズをソースの仕上げに入れるとご馳走になりますね。

基本のミートソース

出来上がったミートソースは、保存袋に入れて冷凍庫へ。まとめて作っておけば、疲れて帰ってきた日や慌ただしい日のメニューとして大助かりです!パスタにするも良し、グラタンやドリアにアレンジするのも良しです。

基本のミートソース

冷凍保存する時は面倒ではありますが、一食分ずつ小分けに冷凍するのがおすすめです。ラップでまとめた場合は、いくつものラップに包んだ食材をジップロックなどにさらに入れて保存すると、冷凍庫の匂いが移らずおいしくいただけます。小分けになっていると、一人で食べる時や、お子様分だけなどと調整できるのが嬉しいですね。

基本のミートソース

今回使ったトルコ製のヒップカクテルプレートはガラスの業務用食器なので丈夫にできています。盛り付けのポイントとしてご紹介した「余白」が確保されるのでどんな料理を盛り付けても上品に見え、自ずと出番が多くなるような器です。

横から見ると不安定なように感じるかもしれませんが、底面は意外としっかりしているのでご安心を。暑い時期こそ、ガラスのプレートをセレクトして食卓を涼しげに演出してみてくださいね。

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わざわざのレシピ、いろいろ。

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旬の果物が手に入ったら、たまには贅沢にパフェを作ってみませんか。フルーツはそのままでも十分においしいですが、あえてひと手間をかけてみると格別のひとときを過ごせます。

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ヒカリの「麻婆の素」で、簡単・おいしい・安心が揃った麻婆豆腐丼を作ります。気軽に一品作りたいときに。