
お茶周りの道具たち
豊かな時間をつくるお茶道具を集めました
最終更新日>2021/03/03
文責>すずきくん 写真>ワカナン
お茶を淹れる時間は誰かを思うやさしいひととき
家族や友人が集まったら、おいしいお茶を淹れたくなります。大切なお客様がいらした時、一人心静かに過ごす時、おいしいお菓子がある時もやはりお茶を淹れたくなります。お茶のある風景とはいつでも和やかで心が穏やかになるひととき。そしてそこには淹れる相手に対する思いやりの心が存在します。誰かのためにお茶を淹れる行為、それは「もてなし」の表現そのものなのです。
こちらのページでは、わざわざで取扱うお茶周りの道具を集めました。店主ヒラタが実際に使い、淹れて、味わった確かな技術の逸品揃いです。お茶の道具を選ぶ時間もまた、淹れてあげる人を思うやさしい時間。お気に入りの道具を使って、丁寧にお茶を淹れてみてはいかがでしょう。
さあ、お茶を淹れてみましょう。

とっておきのお茶請けとご一緒に
おいしいお茶を淹れる極意。それは茶器を温めること、そして淹れるお湯の温度です。使う茶葉によって、淹れるお湯の最適な温度は変わります。一般的に、烏龍茶には沸かしたての熱湯、煎茶には75℃〜80℃のお湯が最適と言われています。そして最後の一滴まで注ぎきること。この一滴は「ゴールデンドロップ」といい、お茶のうま味成分がたくさん詰まっています。これで2煎目もおいしくいただけますよ。

急須に茶葉を入れます。1回約4〜5gが目安。表面に錫めっきを施した東屋の茶匙は平型・梨型の2種類。

そば茶など細かな茶葉を掬う時は梨型が使いやすい。

お湯を適温に冷ますときは東屋の茶海が便利です。茶器もあたためておきましょう。

茶海から急須に注ぎます。東屋の急須は平急須と丸急須の2種類から。

お茶の濃さを均一に等分するため、片口に注ぎます。

うま味が詰まった最後の一滴、「ゴールデンドロップ」。

片口から汲出しへ等分に注ぎます。東屋の汲出しと茶托はお客様へのおもてなしの場にも重宝です。

さあ、どうぞ。

お気に入りの道具とともに、心豊かなお茶のひとときを。